「彫刻の庭」への道
「彫刻の庭へようこそ」の主役であるモルタル造形の施工過程をご紹介します
塗壁の中身は「ブロック」なのですが、既に驚きな方も多いのでは?
そうです、チラ見せしている煉瓦はフェイク。
さて、「塗壁の表面が剥がれて煉瓦が表れる」部分の煉瓦を彫るために
あたりをつけていきます。
こんな感じでイメージは付きました
塗りつけたモルタルから、不要な部分を削っていきます。
このモルタルは、「ギルトセメント」という、モルタル造形用の素材です
煉瓦部分の表面にも凹凸を足していくと、立体的な煉瓦感が出ました
CGの様です。
煉瓦部分に覆いかぶさるように、周りにモルタルを塗ります。
表面の味わいを深めるためにラフな塗り方で
より再現性を良くするため、煉瓦の目地の部分を改めて埋めてあります。
壁全体に、シーラーで下地を塗ります。
煉瓦部分に少しずつ色付けをします。
この辺りは、完全に感性の世界ですね・・・
周りにも色付けしていきます。完成も近い!
「いやいや、デティールがまだまだ~っ」
と、このように、感性豊かなデザイナーと職人が
丹精込めて創っております。