門まわりのポイントは「サイズ感」
門まわりのポイントは「サイズ感」
宮城県大和町 O様邸
O様邸は2方向が道路に面していて、車や人の目に留まりやすいようです。
そこで、どの方向から見ても素敵なエクステリアをご提案しました。
低めにした門壁は、圧迫感なくワイドな印象をつくり出しています。
門とのサイズ感も絶妙!
向かって左側の道路から見てみます。
低めの門壁と、ポコっと飛び出したゲート・ポスト・表札との高さのバランスに注目。
適度にフランクな雰囲気を演出します
今度は右側の道路から見てみました。
ワイドな門壁に対して、間口がコンパクトという横方向のバランスも肝ですね!
通り過ぎるまで、目を離さずじーっと見てしまいそうです。
そして手前の地面にもご注目ください。
このスペースは来客用の駐車スペースでもあるため、コンクリートです。
ただし大事なエントランスのため、デザイン性も欠かせません。
そこで枝をモチーフに模様を入れて遊んでみました。
使われているのは焼過レンガとスリット+タマリュウです。
焼過レンガは強い強度を持っているので、車が乗っても平気です
次に門壁をよく見ていきましょう。
上に乗っているのは「D型」と呼ばれる、ひとつの角がまあるく取れたレンガです。
こちらも焼過レンガ。階段も同じものを使っています。
目地は白。レンガの色が際立ちます。
壁の表面はジョリパット仕上げ。手塗りによるナチュラルなテクスチャーです。
エントランス。白目地が効いていますね。
壁の面積が広い分、細い線を強調してバランスを取っています。
基調となっているホワイトのゲートとポスト。
ロートアイアンのゲートは、本場イギリスのデザイン
特注でホワイトに塗装してもらいました!
特注でホワイトに塗装してもらいました!
ポストとサインは門壁の上に配置。
どちらも斜体のテキストで美しい線の流れを強調。
このゲートの装飾部分も斜体のように、流れるデザインといえますね!
そして、ゲートの先のアプローチが見えます。そこにも線のようなものが・・・
コンクリートにローラーで模様を施しました。
流れるように、ゆるやかに玄関へエスコート。コンクリート特有の冷たさは感じらせません。
そのアプローチ越しから門壁を見ると、カラフルな部分が目に付きます
O様ご家族の記念の手形と飾りつけです。
ハートフルなご家族なのが伝わってきますね(^^)
門壁をお庭から見た様子です。ワイドなので安心感がありますね。
手前に見えるのは、駐車スペースと玄関ポーチをつなぐご家族用のアプローチです。
こちらの階段もD型の焼過レンガ。踏面には模様を入れて雰囲気を統一しています。