景色を独り占め!四阿のあるお庭
景色を独り占め!四阿のあるお庭
宮城県仙台市 S様邸
なんと言ってもこのお庭の主役はオリジナルの四阿です!
これからはこの四阿から、すばらしい景色とお庭を堪能していただけます。
とはいっても他にも細部にいたるまでこだわりが詰まっていますので、
ひとつずつご紹介していきます。
四阿と並ぶのはバイクと自転車のためのガレージ。
お庭の雰囲気に溶け込み、空間のバランスも保っています。
木材は防腐加工が施されています。
コンクリートブロックはしっかりと太い鉄筋で補強。通常80cmピッチで入れるところを、
1/2の40cm間隔にしてあります。
ガレージの脇には木製のベンチを設置しました。
庭いじりの最中にちょっと腰掛けて、四阿を眺めるのもよし◎
ベンチのある位置はじつは絶景ポイント。
奥にある森と手前の四阿をいっぺんに眺めることができます。ほんとにいい景色!
そして是非アプローチにもご注目ください。
S字カーブのアプローチが芝と砂利とを分けています。
コンクリートでありながら、もこっと盛り上がった仕上げです。
表面には横向きにラインが入っています。ちょっと荒い素材感を目指しました。
整った印象になり過ぎないよう、ほうきで刷毛引きしています。
夜もいい味が出ます
カーブに沿ったまあるい影と、刷毛引きでできたラインの影。
立体感が増して雰囲気倍増ですね。
このアプローチの先にあるのが四阿です。
眺望と休憩のために設置されるのが四阿ですが、一方でそれ自体の美しさにも注目です。
ヒノキの丸柱です。
太さ、長さ共に屋根とのバランスが難しく、これを誤るととてもおかしな格好になってしまいます。
屋根の内側は細い木材で飾りをつけました。
私たちは建物に入ると無意識のうちに天井を見ています。色が濃かったり、
少しでも低かったりするだけで違和感を覚えます。
四阿は「みる」ことが主役の建物なので、なおさら屋根裏までこだわりました。
もちろん柱の下の舗装にもこだわりました。
ローラーによる模様付けで遊び心をプラス。
コンクリートが乾ききらないうちに、タイミングを見計らって行いました。
四阿とお家はウッドデッキでつながっています。
敷地の奥まで伸ばしたことでここにもスペースができました。テーブルや椅子も持ってきたくなります。
お家のテラスから見た眺めです。
お家とお庭がつながり、敷地全体が一体となったようです。
ウッドデッキはリブ加工の入ったウリン材を使用。時間が経つにつれグレーに変化し、味が出てきます。
メンテナンスが不要な点も特徴です。
メンテナンスが不要な点も特徴です。
デッキの脇には坪庭風の植栽スペースを設けました。
足元だけを照らす陶器のライト。TAKASHOの和風モダン照明です。
植栽は風景を邪魔しない低木を選択。
植栽は風景を邪魔しない低木を選択。
実はS様邸は、ご新築時にエクステリアのご依頼をいただいていました。
こちらも和風モダンに。
日が暮れると一層雰囲気が良くなりますね。