フランス積み
ハシムランドです
現在制作中の“ペットたちが眠る広場”は、東北動物看護学院さんと仙都動物病院さんの間の中庭にあります。
積んだり敷いたりするレンガは約3000個。
積み方にもこだわっていきますよ。
写真の積み方はフランス積みと呼ばれ、長手と小口を交互に積む方法です。
正式名称はフランドル積みまたはフレミッシュ積みと言うそうで、イギリス積みよりも見た目が美しいとされています。
吸水性があるレンガは、モルタルの水分を吸ってしまいドライアウトの症状を起こします。
ドライアウトしたモルタルは水分不足により硬化不良となってしまうため、予め積む前のレンガに十分な水を吸収させることが必要となってきます。
バックヤードの大亀さん
バックヤードのワンたち
フランス積みで積み上げたレンガの天端に、アクセントの笠木を載せるのですが、
当初選んだレンガの色があまりにも真っ黒だったため、何色かのサンプルを並べて再度色を検討したりと、細部までこだわります。
長手と小口が交互に積まれたフランス積みは、重厚な印象のイギリス積みと比べると可愛らしく、お洒落なおフランスを感じることができます。
今日の午前でここまで出来上がってきています。
完成はあと2週間ほど先ですが、生徒さんたちも毎日楽しみにしてくれているようです。
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