北欧の森にたたずむ教会in石巻

北欧の森にたたずむ教会in石巻 

宮城県石巻市 H様邸
北欧風のH様邸。
エクステリアのプランニングも北欧デザインを意識してスタートしました。
H様のための特別な「北欧」をイメージしてたどり着いたのは、「森の中にある教会」。
一直線上に植えたシラカバが案内してくれます。
(「森の教会」にぴったりな裏山の木々を借景。)

北欧のデザインといえば、シンプルでいてやさしさを感じられるのが特徴のひとつです。

そして素材感を大切にすることも重要なポイント。
各素材のバランスを取りながら、慎重にデザイン・・・
アプローチの階段には一つひとつ表情の違うアンクレを使用。
段差は「敷き+コバ立て(レンガの細い面を見せる並べ方)」で付け、
現れる模様を見せ場にしました。

北欧デザイン⇒マリメッコ⇒可愛いパターン(模様)! 

 
表面のアンティークレンガは「バスケットウィーブ」と言われるパターンで敷きました。
カゴの網目のような模様が現れます。
道はパターンの形を活かし、クランクさせて玄関ポーチへ結んであります。
焼いた跡や色ムラのあるアンティークレンガ。
深みのある表情はあたたかみも醸し出しています。

 

また、階段はあえて土留めから前に飛び出しています。
アプローチの距離を長く取り、見せ場として強調するためです。
階段の端から手前に伸びる黒い線は、コンクリートの割れ防止である「伸縮目地」。
見せ場以外はシンプル イズ ベスト 
 
(横から見ると階段はこのように飛び出ています)
カーポートと手摺もシンプルなモノを選びました。
アルミやスチールの製品は、お家のサッシのカラーと合わせると相性が◎です。
手摺は土留めから離し、植生のスペースを確保しました。
深緑明るい黄緑の2色のコニファーが駐車場へ向かって成長します。
なんとも味わい深い枕木と真鍮のサインの組み合わせ。
その横になめらかな質感のモダンなポストがある辺り、北欧を意識しています。