ミニマルデザイン
ミニマルデザイン
仙台市太白区 K様邸
ウッド調の外壁から優しい印象を感じるシンプルなデザインのK様邸新築。
そこに合わせる外の空間は、建物のデザインを引き立てるシンプルな
ミニマルデザインで構成してみました。
駐車場を分断するようにカットした人工芝は、葉の長さが55mmのロングタイプを
選びました。普段G-landで使用しているものは葉長30mmのものですが、
それと比較しましても随分と葉長が長くフッサフサです。
ウッド調の外壁と駐車場のコンクリートの間に芝のグリーンが現れることで、
空間に一体感が生まれてきます。
天然の芝では、葉の枯れる冬季にはこの一体感がなくなってしまいますので、
敢えての人工芝なのです。それもエレガントなロングタイプが洒落ています。
ブラックの縦長なポールは上部にガラスサインがセットされています。
夜間には内蔵されたLEDライトによりガラスサインが闇夜に浮かび上がります。
また、このブラックは、空間の引き締め効果をねらったアイテムでもあります。
その後方のシンボルツリーは、足元から上方にスポットライトを照射することで
建物にその影を映しこみ、夜間は昼間とは別の表情を現してくれます。
駐車場のコンクリートにはレンガなどのアクセントは避け、
シンプルなブラックの伸縮目地を機能上必要な箇所に配置しています。
人工芝はT字型にし基礎周りにも敷いています。
イエローのポストでアクセント。
ブラックでは硬質な表情となってしまいますので、ソフトでポップなものを選びました。
蛇籠に白い石を詰めたガビオンが、
硬質な素材の空間の中でナチュラルなポイントとしての仕事を担っています。
トップにはニューサイランのポットを埋め込みました。
コンクリートのアプローチの中央に埋め込まれたLEDライトが、
夜間にエントランスへと導いてくれます。
必要な箇所に必要なアイテムのみを取り入れて機能美を追求。
それらの素材を全体のバランスを考慮しながら選択していく手法から、
G-landのデザインが誕生します。
バランス良く建物の存在を邪魔しないデザインが、
永年住まう家には重要ですよね。
家を引き立てるエクステリアデザインのG-land
ガーデン&エクステリア ジーランド