カンナを取り巻く名脇役
カンナを取り巻く名脇役
宮城県仙台市 F様邸
昨年ディーズガーデンの物置カンナをご購入されたF様。
この度はカンナを主役にしたお庭づくりをさせていただきました。
それぞれにしっかり個性を持った“名脇役”達の仕事ぶりをご覧ください。
お庭へのアプローチ
お庭に向かう道には境界ブロックの控え柱が3本張り出しています。
設計前に伺った際、これらはきっと効果的なアイポイントになると感じました。
現地でのインスピレーションが生んだ一番手の名脇役は、
お庭への期待を高めてくれるドアをイメージしたアイポイントです。
お庭の中にある柱
アイポイントとなる3本の控え柱にはタイルを貼りました。
グレーが控えめで可愛らしい、アンティーク調の陶器タイルです。
また、玄関横の柱にはアプローチの入り口、さらにお庭の中にある柱には
お庭の入り口を意味するドアノブを取り付けました
アプローチを抜けるとカンナの横顔が現れます。どこから見ても魅力的です。
オプションのツールハンガーで、ガーデニンググッズを見せながら収納できます。
手前の植栽スペースは、ランダムな高さがリズミカルな切り株でエッジング。
コンクリート製で長持ちします。
F様邸のカンナは華やかなオレンジ
オレンジのカンナを引き立たせるよう、名脇役達にはシックな色を選びました。
その代わり、それぞれに個性的なアクセントを持たせてあります。
カンナの足元にはグリーンがかった正方形の自然石を敷きました。
数箇所の角をカットし、黒いピンコロをはめ込んであります。
レンガの小道とカラークリートの舗装
レンガの小道の中には組積用の穴あきレンガを混ぜ込みました。
自然な風合いを目指し、目地は砂を大めにしたモルタルで取ってあります。
カラークリートはベージュで、中には大きさ・色ともに異なるレンガを埋め込みました。
インターロッキングは正方形のものを挟んだ敷き方で、縁のレンガはあえてはみ出させました。
ラインは、右手にある菜園スペースと合わせたものます。
最後に立水栓をご紹介
ガーデニングには欠かせないのが立水栓。
既存の水栓を隠すようにレンガを積んでいます。これだけはカンナと合わせたオレンジ色。
受けのモルタルには、控え柱に貼り付けたタイルと同じものを割って埋め込みました。
素敵な雑貨で飾っていただきありがとうございます!