アンティーク＋モダンの庭

2014年3月13日

アンティーク＋モダンの庭

宮城県仙台市　A様邸

植物の緑も引き立つこのお庭はアンティークとモダンを融合させた洋風のお庭。
シンプルなホワイトのベースに、味のある個性的なアイテムを散りばめ
バランスの取れた心地よい空間が生まれました！

お庭の主役となっているのは、レンガの泉。
存在感があり、お庭全体の雰囲気もグンと上がっています。

また、お庭を囲むシンプルなホワイトフェンスは、明るい背景をつくり、
さりげなく主役を引き立てています。

水が伝う壁は、通常より平たいレンガを積んで作っています。
壁をワイドに見える効果があります。
色はグレーを選んだことで、引き締まった印象も持ち合わせています。

そして、泉を囲うレンガには、あえて不定形なものを選びました。
角が無いので、周りの芝ともうまく溶け込んでいます

そう、このお庭の隠れた特徴は、自然な土づくり！

歩くときの目線には、フェンスやテラス屋根などのハードな素材、
そして重厚感のあるアイポイントがありながら、心やすらぐやわらかさがある・・・

これは、芝、レンガ敷のテラス・階段、バークチップ、石のステップに
様々なカタチのレンガ縁と、地面全体に自然な曲線に溢れているからです。

さらに！お気づきでしょうか。
このお庭の地面が、画面左から右にかけて、緩やかに盛り土してあることを。

これにより、レンガのテラスはリビングの吐き出し窓からフラットに繋がっています。
お家とお庭が一体になっているように感じたのは、盛り土のおかげでもあるのです。

さて、最後にアイポイントパート２のご紹介を

泉の壁に使った平たいレンガと、アンティークレンガを組み合わせた立水柱です。
忘れがちですが、立水柱はお庭の一部です。

最後じゃなかった！
実はA様邸、YKKエクステリアデザイン施工フォトコンテスト銅賞を受賞したお庭なのです！
ぜひリンク先の写真もご覧ください。