お庭にマーブルの舗装
お庭にマーブルの舗装
宮城県富谷町 K様邸
K様は既にタイルテラスとフラワーボックスをお庭にお持ちでした。
そこで今回は、観る庭としての「シンプルで美しく、落ち着ける空間」をご提案しました。
コペンハーゲンの街並みの一部をオマージュしています。
白いタイルテラスを降りた先にはインターロッキングの舗装面を設けました。
石畳風のアイテムは、一枚一枚にグラデーションがかかっています。
7色のカラーバリエーションから3色を選び、マーブルに敷き詰めました。
本来の姿はタイルと同じ30cmの正方形ですが、
5cm・10cm・15cm・20cmにカットして並べ、変化にとんだ美しい舗装に仕上げました。
ラインが強調され、奥行きも感じます。
(騒音と粉の飛び散りを考慮し、親方が持ち帰ってカットしてくれました!感謝。)
舗装の一部にウリン材を敷きました。奥に見えるシラカバもライン上に配置しています。
タイルテラスから見た時のステージにもなるようなポイントです。
フォルムにこだわったライトなどのプロダクトを置いて眺めていただくことを想定しました。
ウリンのステージも一種のプロダクトとして捉え、先端の形状は弧を描くようにカットしました。
現在の赤茶色は次第にシルバーグレーへ変化します。
二階からの眺め
雨が降った跡で多少ラインがぼやけていますが・・・
縦横のライン取りの効果はこの通りです!スマートでありながら変化のついた空間となりました。
空間の背景にはディーズガーデンのアルファウッドを取り入れました。
このように背景が決まるとお庭はより豊かになります。
アルファウッドは木調の再現にこだわった樹脂製フェンスで、塗り直しの必要が無い優れものです。
状況に合わせて板の間隔も調整できますよ。
既存の植物は集めてコーナーをつくりました。ディープブラウンのアルファウッドによって
それぞれ微妙な違いのあるグリーンが引き立っています。
規則正しくデザインされたラインの中にシラカバの葉が自然な形の影を落とします・・・