太い梁で柱を飛ばしたカーポート ~U-style~

太い梁で柱を飛ばしたカーポート ~U-style~

宮城県名取市Y様邸 外構お庭リフォーム工事/駐車場拡張/カーポート U-style/ウッドデッキ/目隠しフェンス

 

 

駐車場の拡張から構想が始まった外構のリフォームです。

接する道路の道幅がY様のお宅の前だけキュット狭まり、行き交う車がすれ違うのさえ困難な状況。

来客の駐車スペースの問題や数度の切り返しを必要とする間口の狭い駐車場。

それらのいわゆる“駐車場問題”を既存の駐車場を拡張することで解消しました。

既存の花壇を解体したところに道路と平行に1台分の駐車場を増設すると、L字型で3台分のゆったりとした駐車スペースが確保できます。

増設したスペースは主に来客用。道路からス~っと駐車できるのがとっても便利!

速やかにスペースを開放できる様、舗装はインターロッキング敷きの一択です。インターロッキングは敷き終えた瞬間から駐車可能であり工期の短縮にも繋がります。今回は生コンのミキサー車で道路を塞ぐ事態を避けたかった事もありましたので。

 

元々1台分だったカーポートは撤去し、新たに2台分のカーポートを設置しました。

カーポートは4本の柱で支持しますが、通常の四隅に柱が備わるタイプでは道路側の柱が折角のL字型駐車場の利便性を打ち消してしまいます。

そこで、極太の梁で柱間を10m飛ばし庭まで延長するのですが、そのまま延長しては増設した駐車場のど真ん中に柱が来てしまいますので、15°程梁をオフセットして道路側の柱を庭スペースに収納。これができるカーポートは数ある製品の中でも三協アルミの『U-style』だけ。三協アルミのカーポートはアルミ部材の肉厚が厚く重量があるため施工は大変ですが強度が抜群です。

 

 

 

 

 

 

 

新設した機能門柱はtakashoのエバーアートボード仕上げの製品。パネルのテクスチャと外周の枠の色をカスタムできます。メインのパネルにはウッドのヘリンボーン、外枠はブラック。

アールデコ調の鋳物門扉と合わせたネオクラシックな門周りが大人可愛いと思います。

 

 

 

リビング前に備わっている天然木材のウッドデッキは経年劣化で朽ちて床が抜けています。

今回はこちらも人工木デッキにリニューアルしました。

 

 

ウッドデッキ上の軒天に設置したスタイルシェード(LIXIL)は屋外用のロールカーテン。

窓の外側から日差しをカットして室内の温度上昇を抑制します。

太陽の熱は83%カット。

 

サッと引き出してサッと収納できるのがとっても便利なスタイルシェード。

ストッパーが内蔵されていないので途中では止まりません。全開か全閉か。

 

 

 

 

目を細かくした網戸の様な生地は適度な目隠し効果が期待できます。